ぷらす*あろま

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ほんとにアッというまの年末です～～～（汗）

実家に帰省して年末年始を過ごしているので
しばらくブログもお休みになりそうです。
2010最後の薬膳ネタ＾＾

12月の　「薬膳を楽しむ会」でも少しお話しましたが、
おせち料理には冬にかかせない「腎」を補う食材が豊富です！
1年の厄払い、疲れをとり、来年を健康に過ごすための知恵がつまったお料理です。


■黒豆
「今年もマメに暮らせるように」という願いが込められている黒豆。
薬膳では血液のめぐりを良くして、むくみをとる食材。
解毒作用もあり、糖質の消費に必要なビタミンB１も豊富です。

薬膳的に黒豆を見ると
身体の水分代謝を促してくれる、
利水滲湿類（りすいしんしつるい）に分類される食材です。

効能としては、体内の風湿邪をとってくれるほかに
（風湿によって、むくみや関節腫痛（リューマチ）などが
　　　　　　　引き起こされる、と中医学では考えます）

身体の陰液や血を補ってくれたり
血流を良くして解毒を促進してくれるといった
効能がある、といわれています。

五臓の中で特に作用するのが
消化器系である脾と生長・生殖・水分代謝をつかさどる腎。

この季節、腰痛や腰のだるさを感じる方、
腎臓は腰のあたりにあると考えます。
中医学でも「腰は腎の府」という言葉もあります。
腰のだるさや痛みなどは
腎が弱くなっていると捉えることが多いのです。お心当たりありませんか？


■海老
腰の曲がった様子や長いひげを老人に見立て、長寿のしるしである海老。
海老はカラダを温め、足腰を丈夫にし、強壮作用があります。
補腎食材なのでアンチエイジングにもよいのです＾＾
殻はカルシウムが豊富で、免疫力を高める働きもあります。

■栗
栗は気を補う食材。
疲れや足腰のだるさをとります。お腹が冷えて痛い人や、下痢にもいいですよ～。
栗きんとんは縁起のよい食べ物。見た目は「金の塊」、金運向上！！

■昆布
昆布巻きの昆布は「喜ぶ」、巻きは「結」や「書物」を表しています。
昆布は高血圧やむくみにいいだけでなく、身体のしこりをほぐし、
リンパ腫や子宮筋腫、便秘などの症状緩和に。

■胡桃
硬い殻は家庭円満、胡桃の実は五穀豊穣を意味しています。
胡桃は温性食材。とくに腰や手足の冷えに効果的。
腸を潤すので、カラ咳やコロコロ便を出すタイプの便秘にもおススメです。


おせち料理に使われている主な食材をあげてみましたが、
理にかなっているというか・・・ちょっと見直しちゃいますよね！
季節のお祝いのお料理は、昔の人の叡智がつまっています！

お正月は家族一緒にお節を召し上がり、
無病息災で幸せな一年でありますように。。。

2010我が家のおせち